会長挨拶

Greeting

このたび、第13回日本健康医療学会総会学術大会を、2021年9月26日(日)に建長寺において開催させていただくことになりました。空前の健康志向ブームの中で様々な健康・医療に関する情報が世の中を駆け巡っている現在において、健康と医療という大きなテーマをひとまとめにして扱う本学会の重要性は年々増しています。このような重要な学会の学術大会を主宰させていただくことに対して、関係各位にこころより御礼申し上げます。

 私はこれまで放射線医療に従事し、主にがんに対する放射線治療を専門としてまいりました。
自身の経験を生かして今回の学会のテーマは、

健康とは何かを考える
    ―放射線と健康―」

といたしました。

 がんは1981年に日本人の死因の第一位になって以来、死因の第一位を独走し続けています。放射線はこのがん診療に診断から治療まで幅広く関わっています。がんの診断には様々な放射線に関連したモダリティーが用いられ、それを立体画像あるいは動画に加工して、説得力のある画像診断がなされています。

徳植 公一

治療においては病巣に三次元的に放射線を集中させることによって、切らずに働きながら根治を目指せるようになりました。また、この中に人工知能が活躍できる場所が生まれ、逆にそれを利用しないと時代遅れになりかねないような事態が生まれつつあります。このように放射線という切り口からがんに関する状況を紹介したします。

 最もなりたくない病気というアンケートに第一位にランクされるのが認知症です。市民公開講座にはこの分野で著名な専門家をお呼びしています。また、本学会会員がイグノーベル賞を受賞しました。受賞された渡部先生の記念講演、海外で活躍されている方の講演も予定しております。
 このように盛りだくさんの話題を提供しますので、皆様の積極的なご参加をお願いする次第です。

令和3年1月吉日

第13回日本健康医療学会総会・学術大会
会 長    徳植 公一
(学校法人東京医科大学特任教授)